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2016年5月 4日 (水)

「物語 アメリカの歴史 超大国の行方」(猿谷要、1991年、中公新書)

「物語 アメリカの歴史 超大国の行方」(猿谷要、1991年、中公新書)

アメリカという国はなんとも揺れの幅が広い国だ。
革新的な大統領を選んだかと思えば、保守的な大統領を選ぶ。
気が滅入るような人種差別の歴史があるかと思えば、それに対する戦いの歴史がある。
そして、地域差。「今でもニューイングランド諸州とテキサスでは、別々の国と考えても不自然ではないほど違っている」(216ページ)。

この小さな本で光と陰を見事に対照しています。
「陰」の部分の記述はよむだけで気が滅入ってくるほどだ。
しかし「光」の部分の記述は「さすがアメリカ」と今でも思わざるを得ません。

この国は今後も当分の間、世界の歴史において大きな存在感を放ち続けると確信させられます。

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