【博物館】一遍聖絵/京都国立博物館 (2019年5月26日)
【博物館】一遍聖絵/京都国立博物館 (2019年5月26日)
開催中の特別展で一遍聖絵を見てきました。
この絵巻物については昔から知ってはいましたが、網野善彦著「日本の歴史をよみなおす」(ちくま学芸文庫)でこの絵の思想史的価値に触れらているのを読んで、この機会に実物を見ようと思ったわけです。
詞書を読めない(読むスキルがない)ので、絵の部分だけを見て素人なりに解釈したくなってきますが、それは危険ですね。
実際、場面の一つ一つについて一遍はどれだ、と無理やり探したりしていましたが、あとでミュージアムショップで立ち読みした本によると一遍が出てこないシーンもあるらしい。
日曜日にもかかわらず館内は空いていました。GWさなかの東京国立博物館の行列からすると信じられないほどである。
今回の京都では国立博物館と、向かいの三十三間堂にだけ行きました。あと、三十三間堂の裏の法住寺もちらっと見てきた。ここには後白河天皇の墓所があるらしいが残念ながら公開されていないようだ。