2019年4月29日 (月)

児山紀芳さんの思い出

ジャズ評論家の児山紀芳さんが亡くなりました。
あまり多くはないけど児山さんの思い出を書いてみたい。

・初めて知ったのは1985年の終わりごろNHK-FMで聴いた「ゴールデンジャズアンドポップス」でした。日曜日の17:30ぐらいから本放送、土曜日の昼に再放送で、ジャズの枠は45分だったと記憶している。当時は本多俊夫さんと毎週交代で出演していた。

・翌年(1986年)の正月、NHK-FMでジャズの特番があって児山さんが出演していました。その番組で児山さんが「正月らしく華やかにいきましょう」とか言いながらかけた曲は Art Blakey & The Jazz Messengers のアルバム"Live At Sweet Basil"から"Mr. Babe"だった。
このアルバムは私が初めて購入したジャズのレコードです。

・「ゴールデンジャズアンドポップス」で記憶しているエピソード。ガン療養中のアメリカのジャズミュージシャン(誰だっか記憶にない。Stan Getz?)が、日本で治療できないか、ということで児山さん宛にレントゲン写真などを送ってきたらしい。児山さんは実際に日本の医師にそれらを見せたようで、「手の施しようがない」と言われた、と番組中で言っていました。

・2007年ごろNHK-FMの別の番組(朝9:30ごろ)にゲストで出演しているのを、たまたま仕事に行く途中の車の中で聴きました。その番組で児山さんはArt Blakeyの思い出を涙声で語っていたのが印象的でした。


ご冥福をお祈りいたします。

【コンサート】ブランデンブルク協奏曲」全6曲/セントラル愛知交響楽団

【コンサート】ブランデンブルク協奏曲」全6曲/セントラル愛知交響楽団 (2019年5月17日、名古屋伏見・電気文化会館)

J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲」全6曲。

GW前に名古屋・栄の県芸術センタープレイガイドでチケットを購入したときは空席が相当残っていて「大丈夫か?」という感じだったが、当日は見事にほぼ満席になった。
とくに高名な演奏者が出ているわけでもないので、やはり名作ぞろいのブランデンブルク協奏曲だからでしょうか。
全曲をまとめて聴ける機会はそんなにないです。最も好きな第3番を聴けたのがうれしいです。

CDなどの録音で聞いても楽器編成にバラエティがあることはうかがえますが、やはり生演奏を見るとそれは一目瞭然でした。
トランペットは第2番にしか出ないし、演奏時間もそれほどないのにわざわざ客演を招いているのはなぜだろうか。

2019年4月14日 (日)

【コンサート】スイス・ロマンド管弦楽団

【コンサート】スイス・ロマンド管弦楽団(2019年4月12日、名古屋栄・愛知県芸術劇場コンサートホール)

1.メンデルスゾーン作曲 バイオリン協奏曲 作品64
 これを聴くのが目的だったが、期待に背かない素晴らしい演奏だったと思います。とくにオーケストラの音が止まり、バイオリンだけのソロの場面では客席をも相当な緊張感で包みました。
 
2.マーラー作曲 交響曲第6番「悲劇的」
 こちらの曲は初めて聞きましたが、なんとも大所帯な編成でありました。打楽器だけでも6人ぐらい、コントラバスも5・6、ハープも2人、さらにはチューバなどステージを目いっぱい使ってました。この曲はどうも「やりすぎ」な感があります。マーラーの音楽史的な評価はよく知りませんが、18~19世紀の大きな発展を遂げたクラシック音楽の成れの果ての姿なのでしょうか。

 

2017年10月22日 (日)

【コンサート】ラ・プティット・バンド

【コンサート】ラ・プティット・バンド(2017年10月16日 名古屋・電気文化会館)

月曜日の雨降りの天気だったが、7~8割の入りだった。久々にこのホールに行きましたが、他のホールと比べて座席が窮屈な気がする。

全曲J.S.Bachの作品。
「管弦楽組曲 第3番」
「音楽の捧げ物から トリオソナタ」 トリオといってもチェンバロを含めれば4人なのね(バイオリン+チェロ+フラウトトラベルソ、だったかな。伴奏に徹するチェンバロはトリオにカウントしないらしい。)
「音楽の捧げ物」は好きな作品なのでできたら全曲やってほしい)
「チェンバロ協奏曲第5番」 これは初めて聴く曲だ。
「カンタータ第204番」 これも初めて聴く曲。オーボエが素晴らしい。

この楽団については30年前から知っているが、どうも近年になってベルギー政府からの補助金が打ち切られたため経営難になっているらしい。それで義援金のお願いのチラシが配られていた。
ヨーロッパの長い活動歴がある楽団といえども行政の支援が無いと運営が難しいようですね。
楽団のサイトによると、支援が打ち切られた理由として"for reasons that are not properly understood"とだけあって詳細は不明。"we are the only Belgian orchestra to be treated in this manner"(このような仕打ちを受けたのはベルギーで我々だけだ)みたいな記述もあって何か事情がありそうではあります。

2017年4月 9日 (日)

NHK-FM 4月の番組改編

気がついた点など。

(1)ジャズトゥナイトとワールドロックナウが月1回休みになった。洋楽離れのご時世に番組が残ったこと自体良しとしなければならない。
(2)日曜11時の「日本の民謡」が「吉木りさのタミウタ」になった。若い民謡歌手の出演で、妙に軽い番組になってしまったが、高齢者が多いと思われる民謡ファンに受け入れられるのだろうか。
(3)月-金6時の「古楽の楽しみ」。 リクエストの日が毎週金曜日から月1回になった。それではそれ以外の金曜日はどうするのかと思ったら、月-木の番組構成が金曜日まで延長するようだ。数年前までにやり方に戻るので、これはうれしい。”フランスバロック”の週は録音して聴いています。
(4)この4月からでは無いかもしれないが「ワールドロックナウ」の再放送を木曜10時からやっていることに気がついた。
NHKの再放送に関する方針ははっきりして無くて、以前も「世界の快適音楽セレクション」の再放送を始めたと思ったら1~2年で止めてしまって、ということがありました。
ぼくは「ラジオ深夜便」が嫌いなので、以前NHKに対して「FMでラジオ深夜便を流すのを止めて、深夜の時間帯を再放送枠としてほしい」と投書したことがありました。その思いはいまもかわりません。

2014年3月 2日 (日)

NHK-FMのジャズ番組

今(2014年3月1日)、NHK-FMのジャズトゥナイトを聴いている。

かつてぼくが最もジャズにのめり込んでいた1980年代後半にもNHK-FMのジャズ番組のヘビーリスナーであった(当時の番組名は「ゴールデンジャズアンドポップス」だったと思う)。
その後90年代以降ジャズを聞き続けてはいたが、NHK-FMからは離れていた。ところがこの数年、再びNHKのジャズ番組を毎週聴くようになった。

NHKのジャズ番組に復帰した理由はさておき、同じ児山紀芳さんが担当しているジャズ番組の昔と今を比較してみると次のようなことを感じます。

(1)ゲスト、特に日本人演奏者のゲストを頻繁に招くようになった。今日もだが月1回はゲストが来ている。
(2)トラディショナルジャズを割と取り上げるようになった。
(3)リスナーからのリクエストを頻繁に取り上げるようになった。

(3)については、レギュラーのジャズ番組が存続するため("ZANMAI"に格下げにならないため?)にもリスナーの存在をリクエストの形で誰かがアピールしてくれることはありがたいと思う。

(1)については時代の変化を感じます。昔も日本人演奏者がいたと思うが(現在の番組名で言えば「セッション2014」に相当する番組は80年代すでにあった)、今はもしかしたらさらに人数が増えているのかもしれない。
増えた「供給」に対応する「需要」、つまりジャズリスナーがそんなにいるのだろうか?

2014年1月16日 (木)

2014年1月11日のジャズ トゥナイト

2014年1月11日のジャズ トゥナイト(NHK FM)で、「数十年前にラジオで聞いたRoy Eldridgeの"I Surrender Dear"をもう一度聞きたい。しかしどの録音かわからない。」という投書があった。
投書者の記憶では1972年だが、児山紀芳さんが「これでは?」としたのは1977年のモントルージャズフェスティバルのライブであった。

このライブについては1986年ごろ、やはり児山さんの番組で"GOFOR"という曲をかけたことがあった。
ぼくも永いことこの演奏が気になっていたが、ついに89年ごろ新宿・丸井の裏あたりのディスクユニオンでCDを発見したのでした。
Royeldridge_1
Royeldridge_2
自分として割と真剣にCDを探した少ない例の一つです。

2012年2月 4日 (土)

トラ技2月号「USBオーディオ特集」

"トランジスタ技術"誌2012年2月号が「USBオーディオ」の特集を出していたので、技術的な関心よりは趣味的な関心から買いました。

MP3などの音楽データの再生はパソコン単独でも出来るけど、USBオーディオではパソコンの役割はデジタルデータの管理に限り、DA変換はUSB接続された外部機器が行う、ということらしい。

音源の流通形態が「データだけ」になってしまうとそれを管理するためのファイルシステムが必要になるのでパソコンの利用はやむを得ないのでしょう。しかし「再生」という場面に限ると単に「選択し、再生し、停止する」だけのためにパソコンのユーザインターフェースというのも煩わしいです。

個人的には、データ管理と再生とを切り離したiPodのやり方がお気に入りです。

ですが、世の中には音楽は好きだがたくさんの音源を集めてるわけでなく、コンピュータにも疎い大衆が大勢いるわけで、それを考えるとCDのようなメディアによる音源流通は当分残るでしょうね。(私も"データだけ"の音源を買ったことがありません。"もの"にこだわるコレクタもいますし。)

個人的には音源の"中古市場"が残って欲しい、とも思います。

2011年9月 5日 (月)

NHK FM ストリーミング放送録音

私の場合、NHK FMで録音しておきたい番組は土曜日に集中していまして、昨日(3日)それらの番組を早速ストリーミング放送から録音してみました。

ストリーミングをPC上でそのまま録音するのは簡単ではない、ということでネット上にはいろいろなやり方やソフトなどが紹介されていますが、私の場合はごく単純にPCのヘッドホン出力をAUX入力に繋ぐという方法でやりました。一度アナログ信号にしてから再びデジタル化されるわけですが、音質的には全く不満はありません。

ただし録音しながらリアルタイムに聴くのは別のラジオからになるわけですが。

録音した番組は次の2つでした。
・ウイークエンドサンシャイン(07:20~09:00 洋楽全般)
・ジャズトゥナイト(23:00~01:00 ジャズ)

2011年9月 1日 (木)

NHK FM ストリーミング放送開始

今日からNHK FMのストリーミング放送が始まりました。

電波で受信しても十分な音質で聴けていますが、録音をしたいときにどうするかで試行錯誤してきました。録音とはMDやカセットテープに録音することではなくて、MP3などの適当な圧縮形式でのデジタル化です。

ストリーミング放送からならばすべての操作がPCで完結するのですっきりします。

気がかりは「権利上の理由等により提供できない番組があります」という点。

実際、「9月2日の"ベスト オブ クラシック"は放送できません」、とアナウンスされています。この番組は実際のコンサートの録音ですが、それがストリーミング放送には問題になるのだろうか?

通常のレコード(CDを含む)を使う番組ならば問題ないと期待したいです(でないと、放送できる番組がほとんど無くなってしまうと思いますが)。